レーシックを探してみよう!
花粉症とは、スギなど植物の花粉に含まれる特定の物質が原因になって生じる、風邪症状を示すアレルギー疾患で、一般に鼻や目に症状が集中し、鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、結膜の充血やかゆみ、流涙などを起こす。
それだけでなく、のどや気管、耳、皮層、消化管などに症状が表れる場合もあり、頭が重い、倦怠感があるなど、不快な症状が多くの人を苦しめている。
花粉の成分は、からだの外から侵入してきた異種タンパクの一種だが、からだが丈夫で、白血球の消化力が強ければ、なんの問題も起こらない。
多少の花粉が侵入しても、白血球が元気であれば、次々とその場で取り込んで消化してしまうからだ。
ところが、花粉タンパクに大気汚染が加わり、さらに口呼吸グセに加えて、過労、飲酒、喫煙といったものに白血球の消化力が使われ、体内に入ってくる花粉にまで手が回らないと、突然、花粉症が発症してしまうのである。
その証拠に、山で林業に携わる人たちは、スギ花粉が飛び散っている中で仕事をしているにもかかわらず、まず花粉症にはならない。
それは、彼らが排ガスの満ちあふれている都会人よりも、空気の清浄な土地に住んでいるからだろうが、そんな林業関係者も、都会に出てくるとディーゼル排出粒子など大気汚染が複合して花粉症になる。
都会の大気汚染が加わると白血球が花粉を消化できなくなるのである。
山にもどってからも、完治するまでに2年はかかるという。
白血球の消化力が本来の正しい機能を取りもどすまでには相当の年月が必要なのだ。
日光のサルも有名だが、車の排ガスの多い沿道の近くに生息するサルは花粉症になるという。
サルはからだの構造上、絶対に鼻呼吸しかできないから、口呼吸をしなくても、花粉と大気汚染が結びつくと、鼻呼吸だけでは防ぎきれないのだ。
そのうえ、都会人の多くは口呼吸と過労が加わっているから、花粉症になるのもしかたがないのかもしれない。
口はきわめて大切な器官である。
進化の歴史から見て、口はからだの中でもっとも大切なものといってもいいほどだ。
ヒトを象徴する器官である脳や神経も、もともとは口を動かすためにつくられたもので、口を動かすことが引き金となって、あの複雑な脳や神経系がつくられたのである。
それゆえ、口を正しく動かすことは、脳や神経が健康に発達するうえでとても大切だし、咀嚼は免疫系に多大な影響を与えている。
もう少し進化の歴史をたどってみよう。
原始的な生命が脊椎動物へと進化の歩みをはじめたとき、中心となったのは口であった。
もっとも原始的な形態の動物は、外界から食べ物を取り込んで、それを消化・排世する働きしかもっていない。
つまり、食べ物の入口と出口が一つしかない、イソギンチャクのような生き物がすべての動物の原点なのである。
しかし、そんな動物でも、原始的な神経はある。
食べ物が口のあたりにきたことを感じると、口を動かし、そして腸を動かして消化する。
一時期、「24時間働けますか」といった類のコピーが流行り、睡眠時間を削ってまで働き、あるいは遊ぶ風潮が主流になった。
今やテレビは24時間放送しているし、インターネットに昼夜の別などない。
生活全般が夜型になって、小学生の就寝時間が夜の10時、2時になることも珍しくない。
その結果、睡眠不足が常習化してしまっている。
どうも睡眠の大切さが軽視されているようで、睡眠不足は健康の大敵である。
睡眠には脳やからだを休めるという意味もあるが、本来の意味は「重力を解除する時間」をもつのである。
当初はシンプルだった神経は、やがて複雑に発達して、脳という神経の塊になるわけだが、今でも口と脳は強いつながりをもっている。
たとえば、眠いときや疲れたときなど、ガムをかむと頭がすっきりするが、これなども口からの刺激が脳細胞にダイレクトに伝わり、脳の働きを活性化させるからだ。
アメリカのスポーツ選手がゲーム中にガムをかんでいるのも、口からの刺激が脳の働きをよくし、明噺な判断、俊敏な動きを可能にしているのである。
「重力」と聞いて、ちょっと首をかしげる読者も多いと思うが、睡眠には「重力を解除する骨休め」という重要な働きがあるのだ。
今の医学は重力が完全にど忘れされている。
重力の重要性に世界ではじめて気づいたのがわたしなのである。
脊椎動物の血液は骨でつくられていて、これを「骨髄造血」という。
血液はからだの免疫には欠かせないものだから、この骨髄造血が阻害されると、新しい血が供給されなくなり、古い血液ばかりがからだを循環することになる。
この骨髄造血を阻害する最大の要因が睡眠不足なのだ。
というのも、ヒトは寝ているときは一Gの重力しか受けないが、立った姿勢では2Gに近い重力を受けることになる。
昼間、ヒトが活動し、立っているときの骨は、2Gのエネルギーを支えるために造血まで手が回らず、造血がまったくできない時間帯となる。
そこで、からだが横たわり、位置のエネルギーが解除される睡眠中に造血が行われる。
横になった睡眠中は、からだに一Gの重力を均等に受け、0・5ガウスの地磁気が作用している。
この条件下で、骨ははじめて造血が行われるのである。
その証拠に、宇宙の無重力の実験では、カエルの骨はわずか一週間で骨の塩類が抜けてしまう。
これは1Gの重力と0・5ガウスの地磁気という、リモデリングに必要とされる条件が、無重力の宇宙空間では失われてしまうからだ。
地球上で暮らすわたしたちは無重力空間のことまで考える必要もないが、横になって休むという条件をからだに与えなければならない。
骨休めの時間を確保すること。
それが心身の疲労を回復し、生命力を充電するうえで不可欠の時間なのである。
ところが、この睡眠の重要性が認識されていないがゆえに、睡眠時間を削ってまで夜更かしをしたり、過労に過労を重ねている。
過労死や突然死になってから悔いても遅いのである。
口呼吸に、睡眠不足、さらにもうひとつ加えるとすれば、日本人の「冷たい物」好きをやめることだ。
冷たい飲み物を一気に飲み干すと、冷たい液体がダイレクトに胃や腸に到達するため、冷たさが胃腸の消化力と吸収力を格段に落としてしまう。
さきに免疫力は「細胞レベルの消化力」と述べたが、これは腸の栄養吸収、つまり、「腸の消化力」に依存したものなのだ。
血液の栄養分はほとんど腸で吸収されるから、腸の消化力と吸収力が低下すれば、血液の栄養分が摂取されないことになる。
すると、結果的に赤血球・白血球の消化力を弱めることになる。
さらに、脊椎動物にもっとも重要な、コラーゲンという硬タンパク質がうまくできなくなる。
これは、ヒトのからだに35%もあるもので、皮層と骨と軟骨の元となっている。
冷たい物を食べていると、コラーゲン病という免疫病になるのは、このためつまり、睡眠不足、口呼吸、冷たい物の摂取という、この3つが互いに複雑に絡み合って免疫病になるのである。
このことを知っていれば、からだの使い方はおのずから決まつっているのである。
つまり、睡眠不足は絶対にやめること。
睡眠時間を削るのは、命を削ることに相当すると、そう心に銘記することだ。
そして、食べる・寝るといった、人間の活動を阻害するほどの仕事は愚かなことであり、本来の仕事は、生命を生きいきとさせるためのものでなければならない。
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